動画配信サービス・FODとAmazon Prime Videoで、4月29日から配信される「東京ラブストーリー」の制作発表会を、出演者の伊藤健太郎、石橋静河、清原翔、石井杏奈が行った。
漫画家・柴門ふみ氏原作で1991年にフジテレビ系の月9枠で放送された恋愛ドラマの金字塔的名作を、29年ぶりにリメーク。主人公・永尾完治役の伊藤は「前作が放送されている当時は生まれてもいなかった」と時の早さを感じさせながら、「そんな僕らでも知っている作品だったので、令和版の主人公として出演させてもらえることは素直にうれしかった」と喜んだ。
オリジナル版について、伊藤は「ファッション一つにしろ、時代背景にしろ全部違ったけど、リンクしている部分もあるので演じていてすごく楽しめました」という一方で、赤名リカ役の石橋は「時代も違って今生きている若者感情と当時の若者の感情はやはり少し違うと思うので、あえて前作は見ずに自由に演じた」と話した。
今回のストーリーに関して、清原は「人の恋愛を学ばせてもらいました。僕はまだまだ恋愛ができていないなと。主役の完治に対しては共感を持つ部分もありましたが、僕が演じた三上（健一）は共感できない部分が多かったので少し抵抗がありました。というのも、大っぴらに女性が好きな部分をさらけ出せるのはリスペクトする部分もありますが、僕にはできないですね」と苦笑。石井は「自分が演じた（関口）さとみの気持ちが分かるなと思いながら台本を読んでいました。女性だったら恋した時に同じ気持ちになるんじゃないかな」と共感を寄せていた。
