早春の林床に咲くトウゴクサバノオ  令和2年4月2日

©エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社

2週間ほど前に訪問した時はまだ固い蕾だった花がそろそろほころんでいることと思う。3年がかりで昨年ようやく出会えたクリーム色をした小さな花に今年も会いに行ってみた。

早春の林床に咲くユリワサビ

まだ風が冷たく、他の草はあまり生えていない。

ハナネコノメソウ。沢沿いに咲くものとはちょっと違って、固まってゴッソリとは咲かず控え目である。

花の色も控え目

別のネコノメソウ属。赤い葯と平開する萼、ニッコウネコノメソウと思われる。

居ました、小さなクリーム色の花

トウゴクサバノオ

まだ蕾の花が多く、7分咲きといったところだろうか。

生育場所での個体数はそこそこに多いが、周辺を探索してみると生育しているのはこの場所だけで範囲は狭い。

稀少で貴重な花である。

この場所に咲くものはクリーム色でなおさら珍しいのではないかと思う。

トウゴクサバノオ。今年も出会えました。

日没までまだ時間があったのでスミレを見に行ってみる。稀にヒナスミレが咲いているが他はほとんど見当たらず、まだ時期が早そうである。

気の早いキスミレが少しだけ咲いていた。

キスミレ。葉がまだ展開していない。

ギザギザの葉のスミレ。花芽がまだ見えていない。

一輪だけ花を咲かせていた。

上品なピンク色の花。他の株よりも一足先に姿を見せてくれた。

トウゴクサバノオはまだ咲き始めたばかりだが思っていたよりも生育範囲が狭いということが分かってきた。生育地では雑草の如くたくさん生えているがやはり絶滅危惧の花である。できるだけそっとしておいてやりたい。