城の魅力感じて 港北図書館でジオラマ展 25日まで

 横浜市港北区の市立港北図書館で、戦国時代に真田氏が構えた上田城などの城郭のジオラマが展示されている。OA機器部品メーカーの社長で、「城郭復元マイスター」の二宮博志さん(47)=同区在住=が作製した。25日まで。

 並ぶのは、既に商品化されている「三河長篠城」「遠州高天神城」ほか、近く発売予定の「真田氏上田城」の堀や地形を含めた城郭のジオラマ模型。NHKで大河ドラマ「真田丸」が放映中とあって、注目が集まる。

 このほか、二宮さんが真田家に関して記した本「真田三代名城と合戦のひみつ」や、市内の図書館が所蔵する戦国時代や城関係の書籍も手に取ることができる。スマートフォンにアプリをダウンロードすると、立体的に城の雰囲気を楽しめるコーナーも併設されている。

 二宮さんは「天守閣だけではなく、自然の地形をうまく利用した本当の城の魅力を感じてもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 入場無料。問い合わせは同図書館電話045(421)1213。

© 株式会社神奈川新聞社