両親「入学が夢のよう」 早産808グラム、550グラムの双子 動脈や喉の病も乗り越え小学校へ

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病を乗り越え小学校入学を喜ぶ(右から)父の高江洲志夢さん、華凛ちゃん、華蓮ちゃん、母の愛鈴さん=3月22日、北中城村 

 沖縄県北中城村島袋区の高江洲志夢(もとむ)さん(33)、愛鈴(あいりん)さん(33)夫妻の双子の姉妹、姉の華蓮ちゃん(6)と妹の華凛ちゃん(6)が生まれた時からの病を乗り越え、4月から村立島袋小学校に入学する。両親は「小学校入学が夢のよう」と喜びもひとしお。ピカピカの1年生になる双子は「友達をたくさんつくりたい」と胸を膨らませている。

 2人は早産で華蓮ちゃんは808グラム、華凛ちゃんは550グラムで生まれた。生後5~6カ月は新生児集中治療室で保育の必要があったという。

 華蓮ちゃんは大動脈と肺動脈を連絡する動脈管が生後も閉じない動脈管開存症で生後間もなく手術を受け、華凛ちゃんは喉に先天性気官狭窄(きょうさく)の疾患があり、10カ月後に喉を切開する手術を受けた。

 華凛ちゃんは喉に痰(たん)がたまるため随時、吸引が必要で、幼稚園には両親や家族が付き添って通った。昨年10月、東京で専門医の手術を受け狭窄症が完治に向かい、吸引の必要がなくなった。

 幼稚園では風邪をひくこともなく、遠足や運動会などの行事にも元気に参加した。順調に成長し、園でも身長が高い方という。

 志夢さんと愛鈴さんは「お世話になった県立中部病院、村教委、幼稚園関係者にお礼を申し上げる」と感謝し、「小学校入学が夢のようだ。健康を第一に成長してほしい」と願いを込める。

 真新しいピカピカのランドセルを背負った華蓮ちゃんと華凛ちゃんは「1年生になったら友達をたくさんつくり、給食もたくさん食べる」と入学を心待ちにしている。

(翁長良勝通信員)

 

(写図説明)病を乗り越え小学校入学を喜ぶ(右から)父の高江洲志夢さん、華凛ちゃん、華蓮ちゃん、母の愛鈴さん=3月22日、北中城村