玉城町とジェイエイサービス伊勢 災害時の燃料供給で協定 三重

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【協定を締結した辻村町長(左)と西村社長=玉城町役場で】

 【度会郡】三重県玉城町はJA伊勢の子会社でガソリンやガスなどを販売する「ジェイエイサービス伊勢」と、「災害時における石油類燃料の供給に関する協定」を締結した。両者ともに同協定を結ぶのは初めて。

 大規模災害が発生した場合、非常用電源や緊急車両への燃料供給が必要となることから、町が同社に支援を呼び掛けた。

 協定書によると災害時に町からの要請を受けた時、管内9カ所にガソリンスタンドがある同社は玉城給油所を中心に、ガソリンや軽油、灯油などの燃料供給に可能な限り努めるという。現在、町の自家発電機の燃料が約10時間分しか確保できていないため、今後は町内の事業者とも連携し、72時間分の燃料を確保したいとしている。

 町役場で調印式があり、辻村修一町長と西村隆行社長が協定書を交わした。辻村町長は「燃料供給を支援してもらうことで災害時に復旧復興がスムーズになる」と期待を寄せた。西村社長は「地元に根付いた会社として地域の人の生活を守るのが使命。玉城町への燃料供給でその役割を果たしたい」と話した。