情報発信のリスクとそれでも発信する使命感(山下洋輔・千葉県柏市議ブログ)

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千葉県柏市議の山下洋輔氏が自身のブログで、新型コロナウイルス感染拡大の状況の中、情報を発信することの難しさや意義について語っています。

山下氏のブログ全文は以下の通り。

情報発信のリスクとそれでも発信する使命感

新型コロナウイルス感染拡大の状況について、派手なパフォーマンスや私個人のの考えではなく、市民の皆様が必要とする情報を早く、できるだけ正確に発信したいと心がけています。

お陰様で、沢山の方々にご覧いただき、沢山のメッセージやご意見ご要望をいただき、柏市に要請するなど議会活動に活かしています。

夜間や土日祝日には、市役所よりもご連絡をいただいているかもしれません。
情報の発信者に、情報やご意見、そして批判も集まります。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響があまりにと大きく、世の中が殺伐としてきました。
2011年の震災後、柏市が放射能汚染のホットスポットとして注目された頃を思い出します。

議員になり立てだったあの頃、何を発信しても批判されました。
何も投稿できなくなり、綺麗な景色を投稿しただけでも、「議員は呑気なもんだ」とお叱りを受けます。

秋山市長のブログが炎上し、全国的に批判を受けました。
先輩方は、「こういう時は、目立たず、おさまるまで耐える」ことが、生き残りの秘訣という人生訓までいただいたことがあります。

あれから9年。SNSの発達は目覚ましく、社会も大きく変わりました。
私自身も、議員となり8年半。鍛えられてきました。

しかし、9年前以上に、世の中は殺伐としている気がします。

文章の中身を読まずに、批判する人が増えた気がします。筆力の無さは努力すべきですが、面白く書くことの危険も、この9年間で思い知りました。

社会の分断も加速したかもしれません。
複雑な社会状況を、わかりやすく敵を作り攻撃する表現に人気が集まっています。

格差も広がっています。
厳しい状況に立たされている人々が増えていることを実感します。

何も発信しなければ、大きな失敗はないかもしれません。あるいは、家にこもっていれば、批判を受けることはないでしょう。

でも、いてもたってもいられないのです。
困っている人がいれば、見て見ぬふりはできない。
もっといい方法を知っていたら、変えていきたい。
できるだけ多くの人の役に立ちたい。

こんな思いで、これまで生きてきました。

寛容な心の持ち主が多い社会では、思い切って行動を起こす人も増えると思います。

4月1日は、エイプリルフールでした。
一年に一度だけ、嘘をついてもいい日は、とても素敵だとひそかに思っています。今年は何もできませんでした。また、エイプリルフールを楽しめる日が戻ってくることを願います。

さて、「羅漢率」という指標が話題になっています。
悟りを開いた高僧がいる割合なのでしょうか?
耶馬渓(大分県)の羅漢寺を訪れた時のことを思い出します。

「羅漢率」が話題なのは、「罹患率」の変換ミスからイメージが広がり、それが多くの人々に共有されたからのようです。
他人のミスを笑うのは良くないことですが、そこから創造的に発展させられれば、いいですね。

小さい頃から先生に怒られて育ちました。
怒られているのに笑顔だと指摘され、また怒られ、神妙な顔をしたつもりが、ふてぶてしいと怒られました。一件につき、三回ご指導していただき、今の私があります。