陸上練習会子どもたちは陰性 塚原さんとの懇親会出席の女性感染

新型コロナウイルスの感染が確認された北京五輪銀メダリスト、塚原直貴さんが講師を務めた陸上練習会の参加者の検査がすべて終了し、新たに感染が確認された人はいませんでした。

三重県では、3月28日に鈴鹿市の陸上競技場で開かれた練習会の参加者と、27日の懇親会の出席者、塚原さんが受診した医療機関など合わせて122人の接触者のうち、県外にいる10人を除いた112人全員の検査を4月4日までに終え、2日に感染が確認された桑名市の女性を除く111人が陰性だったと発表しました。

県は、練習会に参加した未就学児や児童生徒を含め、塚原さんの接触者には検査結果が陰性であっても、接触のあった日から2週間は自宅待機を求めています。

練習会が開かれた鈴鹿市では、感染拡大のおそれがあるとして、公立の小中学校などで、新学期の開始を1週間延期することを決めています。

練習会の参加者が確認された津市や亀山市では、新型コロナウイルスの検査対象となっている人が教職員と接触していたことが判明した津市立南が丘小学校を除く、公立の小中学校や幼稚園で、感染予防の対策を十分にとった上で6日から授業を再開させています。

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