トヨタの決済アプリ「Toyota Wallet」、アンドロイド版をリリース

トヨタ自動車、トヨタファイナンシャルサービス、トヨタファイナンスの3社は、4月6日からスマートフォン決済アプリ「TOYOTA Wallet」のAndroid版アプリの無料提供を開始すると発表した。同アプリは、電子マネー決済をはじめとした複数の支払い手段を搭載するもので、昨年11月にiOS版アプリの提供が先行して始まっていた。

Toyota Walletは、プリペイド型電子マネーによる決済、クレジット型サービス「TOYOTA TS CUBIC Pay」、デビット型サービス「銀行Pay」の3つの支払い手段から、用途に合わせて支払い手段を選択することができる。今回のAndroid版アプリのリリースに合わせ、以下の機能拡充も併せて発表した。

・「TOYOTA TS CUBIC Pay」アプリ内入会機能

トヨタファイナンスが発行するクレジットカード「TOYOTA TS CUBIC CARD」の会員が、トヨタ販売店で利用できる決済サービス「TOYOTA TS CUBIC Pay」。これまで同サービスは販売店店頭での申し込みに限っていたが、4月6日から「TOYOTA Wallet」アプリ内での申し込みも可能になった。

また、Origami Payとの提携終了に伴い、4月6日からOrigami加盟店での利用(各種クーポンの利用含)を終了するとのこと。

・「銀行Pay」のパートナーの拡大

「銀行Pay」は、「TOYOTA Wallet」アプリと利用者の銀行口座を直接連携させることで、店頭でのQRコード決済の際にリアルタイムで口座引き落としを行うことができる。従来から対応していた三井住友銀行に加え、今回の機能拡充で、ゆうちょ銀行、横浜銀行、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、沖縄銀行、北海道銀行、北陸銀行の8行が加わった。

© 株式会社自動車新聞社