今後は俳優活動が増えそうなオリエンタルラジオ・藤森慎吾

お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾(37)が、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で29日から公開される「ネット興亡記」で、ドラマ初主演を果たす。

一部スポーツ紙によると、同ドラマは、日経電子版で全52回にわたり連載された同名人気連載が原作。IT起業家たちの苦悩と奮闘を描いたもので、藤森は起業家らを取材する新聞記者役を演じるという。

初主演作とあって、藤森はツイッターで、「新聞記者の役で、IT起業家たちの物語に迫るドラマです 初主演!いい響きだな~。天狗にまたなっちゃうな~」とつぶやいた。

2004年のM-1グランプリでNSC在籍中ながら、中田敦彦とのコンビで準決勝に進出し、リズムネタ「武勇伝」で一躍注目を浴びた。

その後、しばらく勢いが衰えていたものの、2011年に「アゲぽよ〜!」、「君、かわうぃーね」などの決め台詞を使う、チャラ男のキャラクターで再ブレイク。14年には、相方の中田ふんしたキャラ・NAKATAらと共にダンス&ボーカルグループ・RADIO FISHを結成。16年には楽曲「PERFECT HUMAN」が話題となり、年末の紅白に出場した。その間に俳優業もこなし、11年公開の「津軽百年食堂」で映画初主演。19年のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」などに出演した。

「19年公開の映画『七つの会議』では、社内不倫するクズ男を熱演。普通のサラリーマン役だがなかなか様になっていた。すでに中田とのコンビ活動は開店休業状態でピンでの活動がメイン。藤森本人の中でも、今後、芸能界で長く生き残るためには、もっと俳優業で実績を重ねたいという思いもあるのでは」(テレビ局関係者)

今後、さらなる大作・大役のオファーがありそうだ。

© 株式会社ジェイプレス社