【イギリス】自宅待機で暇を持て余した各国の人々が成し遂げた偉業

自宅待機を命ぜられた市民たちが打ち立てた、記録ならぬ記憶に残る珍記録が話題になっている。「ガーディアン」紙が伝えた。

中国の杭州市に住む男性は、リビングにある2つのダイニング・テーブルの周りをひたすら走り続け、約50キロメートルに相当する6250周を驚異の4時間48分44秒で完走。

フランスのトゥールーズに住む男性も、自宅にある約7メートルのバルコニーをひたすら往復し、40キロメートルほどを6時間48分で走り切った。階下の住人は、ドタバタ聞こえる足音について「まあ分かるよね」と理解を示していた。

珍記録の他にも、イングランドのクリケット選手、イアン・ベルがボールの代わりにトイレット・ペーパーを打つ屋内トレーニング、マンションの隣人同士で窓を通じてパドルテニス、室内でフライパンを使った卓球、ビー玉を転がすマーブル・ランを本物のレース(F1)に見立てて真剣に解説する、などなどおバカな、しかし無駄に熱量の高いアクティビティーが世界各地で生まれている。

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