【動画】フェルスタッペン、バーチャルレースシリーズを12戦中6勝で制す「早く本物のマシンで鈴鹿を走りたい」

 レッドブル・ホンダF1チームのマックス・フェルスタッペンは、オンライン・バーチャルレースシリーズ“Real Racers Never Quit” の6ラウンドを戦った後に、チャンピオンの座をつかんだ。

 Team Redline主催のEスポーツシリーズ“Real Racers Never Quit”は、オンラインレーシングシミュレーター、iRacingを使用し、プロドライバーたちが競うシリーズ。
 全6ラウンド、合計12レースが開催され、4月3日の最終ラウンドでは、約40人のプロドライバーがLMP2マシンでバーチャルの鈴鹿サーキットを走った。

 フェルスタッペンは、第5ラウンドまでの10戦で6勝を挙げ、アウディでADAC GTマスターズやインターコンチネンタルGTチャレンジ等に参戦するケルビン・ファン・デル・リンデに対し、133ポイントのリードを築いて、最終ラウンドを迎えた。第1レースは2番グリッドから6位、第2レースは2番グリッドから3位という成績で、優勝はならなかったものの、フェルスタッペンはランキング2位のファン・デル・リンデと60ポイント差でタイトルをつかんだ。ランキング3位にはマクラーレンのランド・ノリスが入っている。

「この手のLMP2マシンで走ったのは初めてだったけど、とても楽しかった」とフェルスタッペンが語ったと彼の公式サイトは伝えている。
「鈴鹿はすごくクールなサーキットだよね。世界一のサーキットのひとつだと思う」

 10月のF1日本GPについて聞かれたフェルスタッペンは「僕らレッドブルは、フェラーリやメルセデスを相手にしっかり戦わなければならない。彼らはかなり手ごわいライバルだけどね」と語った。

「でもレッドブルは鈴鹿で何度かいいレースをしている。また日本に戻ってレースをしたい。今のパートナー、ホンダの地元だから、特別なレースなんだ。彼らのホームレースで、ホンダファンのためにいい結果を出したいね」

■“Real Racers Never Quit”ラウンド1

■“Real Racers Never Quit”ラウンド2

■“Real Racers Never Quit”ラウンド3

■“Real Racers Never Quit”ラウンド4

■“Real Racers Never Quit”ラウンド5

■“Real Racers Never Quit”ラウンド6

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