宿場の情緒が今に残る昭和レトロな「東武練馬」を町田忍と行く

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「とんかつ まるとし」のミックスフライ

「珈琲屋らびっと」からはじまる東武練馬のブラリ旅

町田さんのお知り合いで、とってもハイセンスな内装ととっても懐かしいラビットなるバイク、そしてとってもおいしいコーヒーを提供してくれるレトロで落ち着く喫茶店「珈琲屋らびっと」。

▼「珈琲屋らびっと」の記事はこちらから

昭和レトロとラビットスクーターが待つ喫茶店、東武練馬「珈琲屋らびっと」へ町田忍と行く

そこから帰る道すがら、東武練馬駅周辺を町田さんとお散歩することに。

珈琲屋らびっと全景

珈琲屋らびっとといい、東武練馬には、昭和レトロな雰囲気を感じる。
東武練馬に残る昭和を探す旅に、でかけてみようではないか。

かつての宿場町・東武練馬とは?

そもそも東武練馬とは、どんな町なのか。まずは東武練馬を紹介せねばなるまい。
東武練馬は東武鉄道東上本線の駅。
副駅名にもなっているように大東文化大学や、自衛隊の練馬駐屯地がある。
駅の南口側に昔の宿場町である下練馬宿があった。
駅の所在地は板橋区だが、下練馬宿から名をとって「東武練馬」にしたそうな。

東武練馬には、かつての宿場町の名残がある昭和然とした商店街が広がっている。
また、この東武練馬は、銭湯絵師として名高い中島盛夫さんと縁のある町でもある。
なんともゴル横向きな町だねぇ(笑)。

銭湯絵師とボクサーが愛する?とんかつ屋

東武練馬にある老舗のとんかつ屋「とんかつまるとし」

さて、町歩きと言いつつも腹が減っては散歩もできないのがゴル横取材班。
東武練馬の散策と称して町田さん行きつけのとんかつ屋さんからスタートすることに。
町田さんが連れて行ってくれたのは、東武練馬にある老舗のとんかつ屋「とんかつまるとし」。

とんかつまるとしさんの店内の様子

お品書きと並んでもはや貼る場所がないんじゃないかってくらいにズラリとサインが並んでいる。東武練馬の人気店として高評価を受けていることがうかがえる。

当然町田さんのサインも、ある。

店内に掲げられた町田忍さんのサイン

そして、サインにまぎれてこんなものも。

店内にある銭湯絵師・中島盛夫さんの絵

なにやら銭湯でよく見るきれいな富士山の絵。
そう、この町に縁のある銭湯絵師として名高い中島盛夫さんの作品だ。
大量のサインやら富士山の絵やら、色々と珍しいものはあるものの、店構え自体はどこか懐かしい店だ。

ボリューム満点!黄金色のカツパラダイス

町田さんがオススメするとんかつ。早速注文しようではないか!
それぞれ頼んだのがこちら。

町田忍さん注文のロースカツ定食

ポンちゃん注文のロースカツカレー

IT注文のロースカツ重

町田さんはシンプルにロースカツ定食、カレー大好きポンちゃんはロースカツカレー、そしてITはカツ丼。

サックサクのカツは当然ながらうまい!

カツをカレーにひたして食べることも、そのまま食べることもできるカツカレースタイル。
パン粉が少し大きめで、「歯ごたえがとてもいい」とポンちゃん。
味も盛り付けも満点だ!

そしてカツ丼。
正確にはカツ重だが。サクサクのカツもいいけど、そのお店ならではの出汁を使って卵でとじたカツ丼という料理は、店主の性格が出るような気がする。もちろん、お出汁もカツも最高だった。

メニューは全体的にボリューム満点。
聞けば近くのボクシングジムに通う人たちもよく来るそうな。
減量前はともかく肉体派も満足させるボリュームは約束されているということか。

ごはんを食べて休憩していると「まるとし」の店主、若山太郎さんが登場。
町田さんに新たにサインをねだっていきましたとさ(笑)。
町田さんと若山さんは、本当に深い付き合いなのだ。

サインをしてもらうために町田忍さんの本をどっさり持ってくるまるとしの店主(笑)

町田散歩スタート!……の前に、まるとしさんオススメの場所へ

お店の前で店主・若山太郎さんと町田忍さんの2ショット

食後にまるとしさんの店の前で記念撮影。
お腹も膨れたし、お散歩スタート!と思いきや、我々が東武練馬を散策すると知ると「オススメしたい場所がある」と若山さん。
なんとそのまま案内してくれることに!…あれ、お店は大丈夫ですか?(笑)

たどり着いたのがこちら。

異彩を放つ外観の洋服店

いわゆるテーラーとかブティックと言ったような洋服店。
なのだが、ショーウインドウに並んでいる服を見るだけでも一種独特のセンスを感じる。
まるとしの店主によると、ダンスの衣装などを中心に店長が独自に仕入れをしているらしい。

ブティックニコール

いざ謎のブティック「ニコール」の店内へ。店内のそれは、店の表から見たそれと同じ。独特のセンスがひかる素敵な洋服が並ぶ。
ニコールの店長もいい人で、あれやこれやと色々説明してくれるのだった。

ブティックニコールの素敵な洋服

ブティックニコールの素敵な洋服

なんだろ。
とにかく、とてもセンスが若い!
実際、若いお客さんも来るそうだ。
品揃えは女性物しかないんだけど、中にはおしゃれな男子が来店することもあるんだとか。

商店街の個人経営の洋服店は減ってきたけど、こういうお店ってときどきビックリするほどいいものがあったりする。言ってみればセレクトショップなのだ。
バイヤーである店長のセンスによって扱う服が決まるわけだ

ニコールの店内にはピアノもあり、ときどきシャンソンや昭和歌謡を歌う集まりが開かれたりもするらしい。
ただの商業施設が町の集会場になる。そんなことが今も行われているのは、この商店街にまだまだ住民同士のつながりが残っているからなんだろう。

今では珍しい人情味あふれる町ということがわかった東武練馬の散策。
後半に続くのであった!

ゴールデン横丁の仲間たち | 町田 忍(まちだ しのぶ)