長崎県警察学校入校式 「公平忠誠」誓う

入校生を代表して辞令を受け取る和田巡査(右)=長崎市、県警察学校

 長崎県警察学校(長崎市小江原5丁目)で6日、入校式があり、117人が警察官や一般職員として一歩を踏み出した。
 入校生は初任科短期課程(大卒程度)53人、初任科長期課程(高卒程度)47人、一般職員17人。短期課程は6カ月、長期課程は10カ月、一般職員は1カ月にわたり法律や武道を学んだ後、交番などに配属される。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、式は例年より30分ほど短縮され、出席者は全員マスクを着用。県警本部長をはじめ来賓や保護者は出席しなかった。
 式では和田章吾巡査(27)が入校生を代表して辞令を受け取り、坂口瑛一巡査(28)が「公平忠誠に警察職務の遂行に当たることを固く誓う」と宣誓。永峯一宏校長は「初心を忘れることなく、同期生との関係を大事にして励んでほしい」と激励した。

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