野村不アーバン調査住宅地価格、首都圏平均4Qぶりマイナス

野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は4月7日、2020年4月1日時点の首都圏「住宅地価格」の動向調査結果を発表した。2020年1〜3月期の住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で▲(マイナス)0.0%(前回0.1%)となり、微減ながら4四半期ぶりのマイナスとなった。

首都圏エリア調査地点別の動向内訳では、「値上がり」を示した地点が3.6%(前回7.7%)、「横ばい」を示した地点が91.7%(前回87.5%)、「値下がり」を示した地点が前回と同じ4.8%となり、値上がり地点が減少、横ばい地点が増加となった。

エリア別の変動率は東京都区部が▲0.0%(前回▲0.0%)、東京都下0.1%(前回0.5%)、神奈川▲0.1%(前回▲0.4%)、埼玉0.0%(前回0.0%)、千葉0.0%(前回0.5%)。埼玉は5四半期連続の0.0%で横ばいが続いている。

年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均が前回と同じ0.3%。調査地点別の動向内訳では、「値上がり」を示した地点が前回と同じ13.1%、「横ばい」を示した地点が76.8%(前回76.2%)、「値下がり」を示した地点が10.1%(前回10.7%)となり、横ばい地点が増加、値下がり地点が減少となった。

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