横浜DeNAの宮崎敏郎内野手(31)は開幕時期の見通せない状況の中でも、ルーティンにしている多種類のトス打撃などを連日続けている。7日に横浜スタジアムで行った自主練習後、球団広報を通じて「今まで取り組んできたことを継続し、体力づくりだけでなく(試合の)感覚を忘れないように一定のリズムで練習している」とコメントした。
同日から再開予定だった全体練習は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。打撃練習などに励んだ背番号51は「やはりモチベーションを保つのは難しい」と本音を明かす。
プロ8年目の今季はキャンプ中に首脳陣から三塁のレギュラーを確約され、オープン戦は打率3割6分4厘。今後はさらなる体力向上に努め、バッティング技術にも磨きをかけるという。
昨季は左手首骨折の影響で、シーズンを通して活躍することはできなかった。「まだ全試合出たことないんで。頑張ります。プロ野球選手としていつ(シーズンが)始まってもいいように準備していきたい」と集中力を持続させている。