志尊淳&“春”~振り返ってみると、たくさんの出会いと別れがありました~

志尊淳&“春”~振り返ってみると、たくさんの出会いと別れがありました~

前回に引き続き、今回も春にまつわるエピソードをお届けします! 春といえば……「出会いと別れ」ということで、卒業や入学など、進学のときの思い出話を語ってくれました。

春にはたくさんの花が咲いているイメージがあるものの、あまり自分では花を買うことがないという志尊さん。春に咲き誇る色とりどりの花は、「キレイだな~」と思いながら眺めているそうです。

春の風物詩でもある「出会いと別れ」。保育園卒園とともに引っ越しをしたため、友達が誰もいない小学校に通うことに。6歳の志尊さんにとっては、本当につらい別れだったそうで、引っ越し先の小学校ではうまくコミュニケーションが取れずにケンカをしてしまうことも……。このときの別れの記憶は今もはっきりと覚えているそうです。

中学校も同じ小学校の子が一人もいない学校に進学し、高校では芸能活動を始めるために転校を経験。その時は転校することを誰にも話さず、ひっそりと転校してしまったそう。それは志尊さんなりの覚悟で、後戻りはできないという気持ちの表れだったのかもしれません。

俳優として仕事をするようになってからは、作品ごとに新しい出会いがあり、その出会いが自分を成長させてくれたと志尊さん。「出会った皆さんのおかげで今の自分があるんだと、あらためて感謝しないといけないですね」と、最後は志尊さんらしい、真っすぐなひと言をいただきました。

今回は春ということで、並べた花の中から好きなものを選んでいただき、花瓶に生けていただきました。「全然うまくできない!」と言いながらも真剣にお花を選んでくれた志尊さん。どんな花瓶になったのか、誌面とあわせてお楽しみください。

取材・文/石本真樹 撮影/藤本和典 ヘア&メーク/仲田須加 スタイリング/手塚陽介

【プロフィール】


志尊淳(しそん じゅん)
1995年3月5日東京生まれ。魚座。A型。10月30日公開の映画「さんかく窓の外側は夜」などに主演。近日公開の映画「2分の1の魔法」にて、主人公の日本語版声優を担当。

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