Jeep、旗艦『グランドチェロキー』と『コンパス』に限定車“Trailhawk”を設定

 アメリカが誇る老舗4×4ブランドのフラッグシップモデル『Jeep Grand Cherokee(ジープ・グランドチェロキー)』と、その弟分的存在のコンパクトSUV『Jeep Compass(ジープ・コンパス)』に、オフロード走破性能をさらに高め、洗練されたデザイン性も兼ね備えたおなじみの限定車“Trailhawk(トレイルホーク)”が登場。4月18日より発売が開始される。

 ジープ・ファンには周知である“トレイルホーク”の名を冠した今回の限定車は、グランドチェロキーとコンパスにそれぞれ設定され、ダークカラーを基調とする専用エクステリアパーツやアルミホイール、上質な専用シートなどにより内外装をスタイリッシュに演出するとともに、オフロード性能をさらに強化したモデルとなる。

 ブランドを代表する『ラングラー』と並ぶ2大フラッグシップ車種の『グランドチェロキー・トレイルホーク』は、リヤアクスルに電子制御式LSDを採用したクォドラドライブII 4×4システムを搭載し、滑りやすい路面でも安定した走行を実現。

 また、急勾配の登り坂や下り坂を一定の速度で安定して走行できるセレクスピードコントロールを備え、高い走破性を気軽に引き出すことが可能となっている。

 インテリアもレザーとスエードのインサートを組み合わせたRAILHAWKのロゴ入りシートを採用し、レッドステッチをあしらったことで上質感を漂わせる空間に。

 一方のエクステリアでは、その高い機能性を表現すべくフロントグリルやドアミラーカバーにナチュラルグレーのアクセントカラーを採用。さらにマットブラックのボンネットデカールやピアノブラックのベルトモール、専用18インチアルミホイールの装着により精悍な雰囲気に仕立てられた。

 その他にもレッドの牽引フックやTrail Ratedバッジ、レッドのアクセントカラーをあしらったナチラルグレーのJeepバッジとGrand Cherokeeバッジが専用装備され、車体を保護するスキッドプレートの視覚効果も相まって、本格オフローダーの血統を感じさせるスタイルとなっている。

『グランドチェロキー・トレイルホーク』は、リアアクスルに電子制御式LSDを採用したクォドラドライブII 4×4システムを搭載
レザーとスエードのインサートを組み合わせたRAILHAWKのロゴ入りシートを採用する

 そしてC、Dセグメントの最新世代プラットフォームを採用する『コンパス・トレイルホーク』は、ガレ場などを極低速で走行する場面で役立つJeepアクティブドライブローを搭載。急な下りの勾配路を一定の低速で安定して降りられるヒルディセントコントロールも備え、一族の名とレッドのTrail Ratedバッジに恥じないオフロード性能を有する。

 その性能面を象徴するように、車体にはフューエルタンクやフロントサスペンション、トランスミッションといった基幹部品を衝撃から保護するスキッドプレートが装着され、ダークグレーのアクセント付ブラックグリルやダークグレードアミラー、ダークグレールーフレールなどにより全体に引き締まった印象に。

 インテリアも、レッドステッチ入りのレザー&ファブリックTRAILHAWKロゴ入りコンビネーションシートを採用し、アウトドアギアなどの積載に便利なリバーシブルカーゴフロアや、ラバーフロアマットにより実用性も高められた。

 前出の『グランドチェロキー・トレイルホーク』は、グラナイトクリスタルメタリックC/C(限定74台)、ダイアモンドブラッククリスタルP / C(限定68台)、ヴェルベットレッドP / C(限定10台)の3色が設定され、計152台限定で674万円。『コンパス・トレイルホーク』は通常モデルには設定のないグレーマグネシオメタリックP / C(内装色はブラック)を採用し、100台限定で422万円となっている。

弟分的存在のコンパクトSUV『Jeep Compass(ジープ・コンパス)』にも”Trailhawk”を設定した
アウトドアギアなどの積載に便利なリバーシブルカーゴフロアや、ラバーフロアマットにより実用性も高められた

『グランドチェロキー・トレイルホーク』公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/grand-cherokee-trailhawk.html
『コンパス・トレイルホーク』公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/m6-trailhawk.html

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