島原市を追加 共生社会ホストタウン 長崎県内自治体で初

 長崎県島原市は7日、東京パラリンピック大会の海外選手と地域住民が交流する「共生社会ホストタウン」に、同市など14件が国に追加登録されたと発表した。県内自治体では初めてという。
 共生社会ホストタウンは、パラリンピック選手との交流をきっかけに、ユニバーサルデザインのまちづくりを推進する自治体の取り組みを、国が支援する制度。今回の追加で登録数は88件、参加自治体は91となった。
 同市は2月、ドイツ障がい者スポーツ連盟と覚書を締結。パラリンピック陸上競技の事前合宿決定を受け、ドイツを相手国として3月、ホストタウンに登録されている。

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