カップヌードルミュージアムパーク内にアウトドア施設 今秋誕生 横浜

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区の臨海部に今秋にもアウトドア施設が完成する。カップヌードルミュージアムパーク(新港パーク)内に、バーベキュー(BBQ)が楽しめるテントや散策路、展望デッキが新設される。

 イベント運営のソウルプラネット(東京都)がパーク内の約1500平方メートルを整備し、休憩場所としてテント約50張りを設置する。高級感のあるタイプやファミリー仕様など複数の種類を用意し、有料でBBQ設備を貸し出す。宿泊はできないという。

 カフェメニューを扱う飲食店もオープンする。港の景色が眺められる展望デッキのほか、散歩やくつろぎの場としてウッドデッキもつくる。同社は「新たなにぎわい創出につなげたい」としている。

 市による公共空間活用の公募で同社のプランが採用された。市は臨海部の回遊性向上を掲げて2018年に条例を改正し、民間業者が港湾緑地に施設を設置できるようにした。対岸の臨港パークには来春ごろ、カフェを併設したランニング用の施設も開業する。

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