「天の希」2000本限定販売 富岡産米100%使用の純米吟醸酒

©株式会社福島民報社

「天の希」を手にする(右から)遠藤さん、滝沢さん、星さん

 富岡町産米の「天のつぶ」を100%使用した純米吟醸酒「天の希(てんのき)」は十一日から町内のとみおかプラスなどで限定販売される。喜多方市の太咲で八日、お披露目会が開かれた。

 日本酒の醸造は町の新たな特産品づくりを目的に町商工会が企画した。町内の農家でつくる「ふるさと生産組合(渡辺康男組合長)」が天のつぶを栽培し、喜多方市の喜多の華酒造場で一月に仕込みを始めた。

 瓶のラベルは、関係者の富岡復興への思いが滴となる様子をイメージした。町の未来を照らす象徴として「天の希」と三年前に命名した。

 お披露目会では、遠藤一善町商工会長と星敬志喜多の華酒造場社長があいさつした。杜氏(とうじ)の星里英さんが酒米以外のコメを用いた日本酒造りの工夫や商品の特徴を説明した。

 遠藤会長は滝沢一美副町長らと試飲し、「すっきりと飲み口の良い味に仕上がった。富岡の復興の象徴として売り込みたい」と意欲を語った。

 七二〇ミリリットル入り二千本限定で、価格は千六百五十円(税込み)。町内のコンビニエンスストアなどや、郡山市の市の沢小林酒店で販売する。