長崎県内医療機関などにマスク27万枚を配布 県、来週にも

 長崎県は8日、新型コロナウイルス対策推進会議を県庁で開き、マスク27万2千枚を来週にも県内の医療機関と歯科医療機関、薬局、訪問看護ステーションに配布すると明らかにした。国が1500万枚を一括購入し、医療機関に優先配布するとした政府の緊急対策第2弾の一環。
 3月中に医療機関と歯科医療機関に15万7千枚を配布済み。感染症指定医療機関には県備蓄分を必要に応じて提供していく。
 また、県は県内の縫製企業や障害者共同受注センターなどに布マスク計9万枚を発注。今月中に4万5千枚、5月中に4万5千枚の確保を目指している。今月下旬から納品され次第、介護施設や障害者施設に配布する予定。児童養護施設などにも20日までに布マスク約2700枚を配布する。

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