秋田県由利本荘市沖洋上風力発電事業に関する風車の選定について

日本最大級の洋上風力発電へ世界最先端の発電設備を採用

報道関係者各位

2020年4月9日

株式会社レノバ

秋田県由利本荘市沖洋上風力発電事業に関する風車の選定について ~日本最大級の洋上風力発電へ世界最先端の発電設備を採用~

株式会社レノバ(東京都中央区、代表取締役社長 CEO 木南陽介、以下レノバ)が、コスモエコパワー株式会社(東京都品川区、代表取締役社長 野地雅禎)、JR東日本エネルギー開発株式会社(東京都港区、代表取締役社長 中島等)、東北電力株式会社(宮城県仙台市、取締役社長 社長執行役員 樋口康二郎)と共に出資する、秋田由利本荘洋上風力合同会社(以下、本合同会社)は、秋田県由利本荘市沖で進めている洋上風力発電プロジェクト(以下、本プロジェクト)について、三菱重工業グループのMHI Vestas Offshore Wind A/S(以下、MHIヴェスタス社)が開発した風力発電設備を採用することを決定いたしました。

(イメージ画像添付:MHIヴェスタス社提供)

本プロジェクトは、設備容量約700MWを予定する日本最大級の洋上風力発電プロジェクトです。

現在、本合同会社は、地域にお住まいの方々、漁業者をはじめとする地元産業界の皆さまとの対話を重ねつつ、地域貢献のあり方の協議、環境影響評価を含む各種調査や技術仕様の検討等を進めております。

この度、MHIヴェスタス社の風力発電設備を選定するにあたり、レノバの木南は「本プロジェクトは日本の洋上風力発電の先駆的なものとなり、採用する風車に関してはその信頼性を重要なポイントとしました。日本の風力発電設備事業を牽引してきた三菱重工業グループであり、洋上風力発電設備市場で世界トップクラスのシェアをもつMHIヴェスタス社が開発する風車はまさに私たちの理想とするものであると確信しています。同社と協力して、本プロジェクトが地域に根差し、地域の発展に資する事業になるよう進めていきます。」と述べました。

本プロジェクトは2015年より検討を開始し、2016年に秋田県が策定された「第2期秋田県新エネルギー産業戦略」をふまえて事業計画の策定をしてまいりました。その後、2016年より風況観測を開始し、2017年より漁業者の皆さまと共に風車の最適配置に必須の海底地盤調査を開始するとともに、環境影響評価の手続き、地域の皆さまへの説明会を実施しています。

本合同会社は、今後も引き続き地域の皆さまと共に、事業化にむけてプロジェクトを推進してまいります。

<秋⽥県由利本荘市沖洋上風⼒発電事業概要>

事業主体︓ 秋⽥由利本荘洋上風⼒合同会社(本店:秋⽥県由利本荘市)

出資会社︓ 株式会社レノバ

コスモエコパワー株式会社

JR東日本エネルギー開発株式会社

東北電⼒株式会社

設備容量︓ 約700MW(70万kW)

※上記事業の概要は本件発表時点での計画であり、今後変更となることがあります。

【報道関係からのお問合せ先】

株式会社レノバ 事業広報室 ⽥中

電話:03-3516-6270

メール: press@renovainc.com

【MHI Vestas Offshore Wind A/Sについて】

MHI Vestas Offshore Wind A/S は、洋上風車の設計、製造、建設、サービスまで一貫して手掛ける三菱重工とヴェスタスの合弁会社です。2014年の設立時より、協業、信頼、技術とコミットメントを基本方針として、事業活動を行っています。

【株式会社レノバについて】

レノバは、2000年5月の創業以来20年にわたりに環境ビジネスに取り組んでおり、現在は、再生可能エネルギーを利用した発電所を開発・運営する発電事業会社です。現在、日本全国に18ヵ所、約700MWの発電所を建設・運営しています。また、日本最大級の洋上風力発電プロジェクトを推進するなど、常に先進的な分野へ取り組むことで、日本・アジアにおけるリーディング・カンパニーになることを目指しています。

【秋田由利本荘洋上風力合同会社について】

<概要>

<出資者の概要>