鳥取のコウノトリ、初めて中国へ

昨年巣立ち、浙江省で確認

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鳥取市から巣立ち、中国浙江省台州市で飛来が確認された雄のコウノトリ(阮善青さん撮影)

 兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)は9日までに、昨年7月に鳥取市から巣立った国の特別天然記念物コウノトリ1羽が、中国・浙江省で確認されたと明らかにした。2005年に放鳥を始めてから中国へ渡ったのが判明したのは初めてとしている。

 同公園によると、このコウノトリは雄で、昨年5月に鳥取市の電波塔でふ化し、7月に巣立った。昨年12月と今年4月に2度、浙江省台州市で飛んでいる姿や地面を歩いている様子を地元の愛好家が確認した。飛行距離は少なくとも1400キロとみられる。

 この雄以外にも同じ親鳥から3羽が生まれ、うち1羽は昨年12月に韓国の江陵市で確認された。