感染確認3市、学校再開を延期

米沢15日以降、上山16日、新庄20日

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 県内の小中学校の多くが来週から学校を再開させる中、新型コロナウイルスの感染者が確認された米沢、上山、新庄の各市教育委員会は3日、児童生徒の安全確保に配慮し、1~2週間程度、延期することを決めた。新庄では、いったんは再開を当初通りとした決定が、急きょ延期に変更された。

 米沢市では先月31日に感染者が確認され、市教委は、小中学校の再開を今月15日以降とすることを決めた。市内の感染状況については「現時点では感染拡大警戒地域とも、感染確認地域とも言えない状態」と説明。警戒地域に準ずる対応として発生確認から2週間の臨時休校を決めた。15日の再開の可否については、状況を見て10日ごろに判断する。入学式も15日以降に行う。共働きなどでやむを得ない場合に子どもを預かるため、7日以降の平日午前8時半~午後2時に各校を開放する。

 上山市教委は、小中学校を15日まで臨時休校とし、16日から再開する。入学式は17日に行う。感染者の感染経路が特定できていないことを踏まえて判断した。市内で新たな感染者が確認されるなどリスクが高まった場合は入学式を中止する。市内の保育園や認定こども園、放課後児童クラブなどについては「家庭での保育を強くお願いする」とし、対応が困難な場合は受け入れる。

 新庄市教委は、市内小中学校・義務教育学校の再開を今月20日に延期する。一度は通常通り6日を皮切りに始業する方針を決めたが、2日に公表された市内の感染者の濃厚接触者に発熱症状が出たことを重視し、変更した。

 感染した男性の家族7人(園児含む)全員がPCR検査で陰性と判明し、園児が通う市内の保育園が3日再開した状況から、通常通りの再開を判断した。しかし、方針を伝えた校長会のさなか、県から市へ、男性の濃厚接触者に発熱の症状があり再検査を行うとの通知があり、当初予定の始業日から2週間を臨時休校とし、20日の再開とした。入学式は中学校が21日、小学校・義務教育学校が22日で調整する。

県が6日にコールセンター開設  県は3日、県内5保健所の「新型コロナ受診相談センター」で応じている感染が疑われる人からの相談について、コールセンターを開設して一元的に対応すると発表した。6日からフリーダイヤル(0120)880006で24時間受け付ける。

 運用は6日午前0時にスタート。保健師や看護師らが症状や居住市町村などを確認し、所管の保健所が相談者に折り返して連絡を取る。発熱など詳細な症状を聞き取り、受診が必要と判断した場合、医療体制が整った県内14カ所の「新型コロナ感染症外来」につなぐ。

 聴覚や言語機能に障害がある人の相談については、平日午前8時半~午後5時15分に県薬務・感染症対策室のファクス023(625)4294で対応する。

県の特別金融窓口、休日電話相談継続  新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県は3日、県内中小企業からの資金繰りなどの相談に中小企業振興課職員が対応する特別金融相談窓口で、引き続き休日も電話相談を受け付けると発表した。午前9時~午後5時。金融相談窓口は2月25日に開設し、3月20日から休日対応を始めた。県内で感染者が確認された先月31日以降、相談件数が倍増している。平日は県庁8階の同課で午前8時半~午後5時15分、面談か電話で相談に応じる。電話は023(630)2359。