色とりどり、愛情マスク600枚製作

70代女性有志ら、小中学生へ・飯豊

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飯豊町内の小中学生と教職員に贈るマスクを製作している女性たち=同町萩生

 新型コロナウイルス感染拡大に伴うマスク不足の中、飯豊町萩生の70代女性有志らが、町内の小中学生と教職員全員に贈る布製マスクをボランティアで手作りしている。子どもに合わせ柄などを試行錯誤しながら約600枚を製作。あす6日に完成品を町に託す。

 中心は手芸を得意とする後藤和子さん(73)=萩生。3月初めから近所に手作りマスクを配っていた。町関係者から学校現場での不足を聞き、知人で読み聞かせ活動をしている手塚娃子(あいこ)さん(77)=萩生=ら町内の3人と、山形市に住む後藤さんの妹らと協力して増産することに。同26日以降、両市町で製作してきた。

 材料の布は市販品を探したり持ち寄ったりして確保し、裏面はダブルガーゼ。裁断し、ミシンなどで縫い、アイロンを掛けて一つ一つ袋詰めしている。手塚さんが読み聞かせで子どもに接している経験を生かし、学年や体の大きさに合わせてサイズや柄を変えた。「子どもたちの顔を思い浮かべながら作っている」と手塚さん。

 自分たちで「ばあちゃんますく いいで~♪」と名付けた活動は、お茶休憩や軽体操も楽しみながら、丸一日かけている。4日も後藤さん宅に4人が集まり作業した。後藤さんは「全員が家事より作業を優先していると思うけど、地域の役に立てるのはうれしい」と笑顔で話した。