「宇宙桜」開花 倉敷科学センター 15年目の春、宇宙ロマン伝える

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ピンクの花をほころばせる宇宙桜=7日

 スペースシャトルで宇宙を旅した種子から育ったエゾヤマザクラ(通称・宇宙桜)が倉敷科学センター(倉敷市福田町古新田)で開花した。15年目の春もピンクの花をほころばせながら、宇宙のロマンを伝えている。

 宇宙桜(高さ約5メートル)は同センターの玄関近くの花壇に植えられており、職員が平年より6日早い4日に開花を確認した。数日で満開になる見込みで、今週いっぱいは楽しめそうだという。

 近くを散歩していた同市の男性(71)は「宇宙旅行した種からきれいな花を咲かせていると知ると、宇宙が身近に感じられる。満開になるのが楽しみ」と眺めていた。

 宇宙桜の種子は2000年、毛利衛さんが搭乗したスペースシャトルに乗せられて11日間の飛行から帰還。毛利さんの出身地・北海道余市町で育てられた苗木が全国の科学館など約30施設に贈られ、同センターには05年秋に植えられた。