サハラ以南アフリカ、景気後退へ

25年ぶり、新型コロナ流行で

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 【ナイロビ共同】世界銀行は9日、低所得国が集中するアフリカのサハラ砂漠以南(サブサハラ)諸国が今年、新型コロナの流行で25年ぶりに景気後退するとの予測を発表した。成長率はマイナス2.1~マイナス5.1%になる見通し。物価上昇や物流停止で食料危機も予想され、世銀は「緊急の対策と資金が必要だ」と訴えている。

 多くの国で近年、経済成長が続き、2019年の成長率は2.4%だった。世銀によると、ナイジェリアと南アフリカ、産油国のアンゴラも原油価格の低迷などで打撃を受ける。3カ国の成長率は、流行がなかった場合の推定値と比較して6.9~8%下落すると予想されている。