フジテレビの窮地を救ったflumpool・山村隆太

4人組バンド「flumpool(フランプール)」の新アルバム「Real」(5月20日発売)のジャケット写真がこのほど、公開された。

一部スポーツ紙によると、新アルバムのジャケットは、08年のデビューアルバム「Unreal」のジャケットからインスパイアを受けて制作。

「Unreal」では、後ろを向いた4人が裸で並んだジャケットで話題を呼んだが、お尻の部分は、“丸出し”だった前回のジャケットと違い、黒く塗りつぶされている。

同バンドといえば、ボーカル・山村隆太の歌唱時機能性発声障害のため、2017年12月から2019年1月までバンド活動を休止。

4年ぶりの新アルバムについて、山村は「さまざまな挫折、葛藤を経験したバンドの“等身大の生き方”を詰め込んだ作品」と評しているという。

同バンドは07年に結成され、08年10月、配信限定シングル「花になれ」でメジャーデビュー。同シングルは、所属事務所・アミューズが、KDDIとの合弁会社として新設した「A-Sketchレーベル」の第1号アーティストとしてのデビューとなった。

09年からは3年連続で紅白に出場。順調にバンド活動を続ける中、山村は16年6月26日、ツアーファイナルの会場にて、一般女性と結婚したことを発表した。

そして、翌17年、山村は1月期のフジテレビ系月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」で、主演の西内まりやの相手役として俳優デビューを果たしたのだ。

「当時、月9のキャスティングにポッカリ穴が空いてしまったため、なぜか俳優経験ゼロの山村に白羽の矢が立った。ドラマの視聴率はふるわなかったものの。山村の決断のおかげで月9が救われた。おそらく、今後もフジから俳優業のオファーがあるのでは」(芸能記者)

*画像はフジテレビ

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