【高校野球】選抜出場予定だった東北3校の“選抜大会”も一旦中止 指揮官「試合が可能な状態になるのを待ちたい」

©株式会社Creative2

仙台育英・須江航監督【写真:編集部】

4月26日にメンバー入り予定だった選手たちの輝ける舞台を用意も苦渋の決断

 新型コロナウイルスにより、大会史上初の中止となった第92回選抜高校野球大会。東北地方からは仙台育英(宮城)と鶴岡東(山形)、21世紀枠で磐城(福島)が出場予定だった。選抜大会の中止決定後、その3校で練習試合を行う予定が立てられていたが、各地で新型コロナウイルスの感染者の増加が続く中、一旦、取りやめることを決めた。

 先月11日に選抜大会の中止が決定。それを受けて、晴れ舞台がなくなった選手たちに輝ける場をと、東北地方から選抜大会に出場予定だった3校で練習試合を行う計画が持ち上がった。3月中旬の時点では、4月からの新学期に合わせて部活動や練習試合の自粛が緩和されるだろうと思われており、今月26日に練習試合を行う方向で調整してきた。ところが、全国で新型コロナウイルスの感染者は増加し、今月7日には7都府県に緊急事態宣言が発令された。

 入学式や始業式が延期されたり、それらを行った後に再び休校に入ったりする学校も増える中、当然のように、3校の練習試合は一旦、取りやめることを決めた。仙台育英・須江航監督は10日、電話で取材に応じ、「部員と保護者の前でプレーさせてあげたい気持ちは変わらない。世の中の状況がよくなり、試合が可能な状態になるのを待ちたい」と話した。心置きなくプレーできる日に向けて、今は早期収束を願うしかない。(高橋昌江 / Masae Takahashi)