建築廃材で多様な商品 おがっX研究会(射水) 暖房燃料・スモークに活用

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NPO法人おがっX研究会が商品化した燃料、スモーク、お茶用の商品

 射水市などの建築業者ら約30人でつくるNPO法人おがっX(くす)研究会(同市小島・大島、松原恭二代表)は、建築現場などから出る廃材をペレット化し、暖房用の燃料や食品に香りを付けるスモーク、お茶パック(茶こし袋)などの商品化を進めている。松原さんは「活動を始めて5、6年で事業を拡大し、廃材を100%再利用できている」と手応えを語っている。

 松原さんは同市小島で建築会社、松原建工を経営。2013年ごろから廃材活用を進めてきた。任意団体をつくり、同市小杉地域の橋下条に廃材をペレット化する工場を整備した。約1年半前に組織をNPO法人化。県内の同業他社らの会員も増え、廃材を工場に持ち込み、循環型システムの形成に努めている。

 商品化したのは、燃料用、スモーク用、お茶用に分けられる。燃料用は、農業ハウス暖房用やバーベキュー用などがある。スモークはカエデや桜、ヒノキなどのペレットを不完全燃焼させ、卵やチーズなどに香りを付ける商品。お茶パックは「くろもじ茶」や「枇杷(びわ)茶」などがある。

 ペレットの利用促進のため、ペレットを投入して400度まで温度を上げてわずか90秒でピザを焼くことができるピザ窯を共同購入。軽トラックに積んでイベントに出店している。

 松原さんは「多様な商品を開発し、持続可能な社会に貢献したい」と話している。問い合わせは電話090(2035)6824、松原さんまで。

 一部の商品は、射水市小杉地域のJAいみず野農産物直売所「村の駅菜っちゃん太閤山店」などでも取り扱っている。

ペレットを燃やしてピザを焼く「ピザ窯」を積んだ軽トラック