『女ともだち』時代設定を令和にアレンジしドラマ化!柴門ふみが伝える男女の不変性!

コロナ禍で壊滅的危機に陥っているのは経済だけではない。 夫婦の問題が表面化し、 「コロナ離婚」が話題になっている。 緊急事態宣言によって、 多くの人が外出自粛やテレワークを強いられ、 そのことで、 夫婦が一緒に過ごす時間が長くなり、 学校に行けない子どもの在宅時間も増える。 さらに経済不安による先行きの不透明さから夫婦げんかなどのトラブルが増え、 「コロナ離婚」へと発展しているようだ。 「この40年で女性の置かれた環境は大きく変わりましたが、 男と女の意識のすれ違いや不倫トラブルは変わらないものだ」と、 柴門ふみ氏は語る。

著作に『東京ラブストーリー』や『あすなろ白書』などが挙げられ、 恋愛、 結婚、 不倫、 仕事に直面し揺れ動く女性の心理や葛藤を、 主人公のモノローグを多用し丁寧に描いた告白的恋愛白書は、 多くの女性たちの支持を集め、 憧れの的となった。 その柴門ふみ原作の『女ともだち』が、 時代設定を令和にアレンジ、 ドラマ化され、 いよいよ4月11日から放送が始まる。

本作は1981年から88年まで、 「別冊アクション」(双葉社)誌上で不定期連載されていた人気作。 DV離婚し、 不感症だが大学の同級生との不倫関係をやめられないバツイチのシューズデザイナー“セツ”と、 セツの高校時代からの親友で、 何度も浮気を繰り返してしまう夫を捨てきれない迷える主婦“ちさと”。 二人の「女ともだち」と彼女らを取り巻く複雑な事情をもった女性たち。 女の幸福(しあわせ)は、 男によって決まるのだろうか。 それとも・・・。 ドラマ化を記念し、 劇中で使用される原作、 全8作すべてを収録した傑作選が装いも新たに4月10日に発売する。 300ページ超の読みごたえ十分な‶ドラマセレクション″版だ。 発売に際し、 原作者の柴門ふみ氏からのコメントも届いた。

柴門ふみ コメント

今回、 再ドラマ化にあわせて、 改めて読み返してみると、 精一杯強がって生きるヒロインが、 「東京ラブストーリー」や「恋する母たち」の登場人物たちの原型であったのだと、 気づきました。 また、 この 40 年で女性の置かれた環境は大きく変わりましたが、 男と女の意識のすれ違いや不倫トラブルは変わらないものだと、 改めて感じております。 いつの時代も変わらない女性の純情と強がりを味わっていただければ、 と思います。

真夜中ドラマ 女ともだち

2020年4月11日スタート

【放送局】

BSテレ東 毎週(土)深夜 0:00~0:30

テレビ大阪 毎週(土)深夜 0:56~1:26

NTTぷらら「ひかりTV」で1週間先行配信

【出演】

原沙知絵、 磯山さやか、 袴田吉彦、 竹財輝之助、 須賀健太、 八十田勇一 ほか

(C)「女ともだち」製作委員会2020

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