大学生投手の“消える魔球”に米驚愕 動画は約300万回再生、ボールはどこ?

“消える魔球”を投じたアダム・ホロウィッツ投手(画像はスクリーンショット)

アダム・ホロウィッツ投手の手にはボールがないが…

 え? ボールはどこへ? 米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」が、米大学生の投じた“消える魔球”を公式インスタグラムで紹介し、これがファンの間で大きな話題となっている。

 この魔法のような幻惑投球を見せたのはMLBの選手などではなく、マサチューセッツ大学ダートマース校のアダム・ホロウィッツ投手。投球動作を始めた際にはボールを持っていたはずが、振りかぶろうとした際にはボールが消えてしまう。

 ホロウィッツ投手は打者に向けて右手とグローブを見せてボールを持っていないことをアピール。そのまま、投球モーションを続けて腕を振ると、突如としてボールが現れて捕手のミットに収まっている。右打者はもちろん手を出せず。まるで手品のような投球に、遊撃を守っていた選手は笑いをこらえることができず、周囲も大爆笑している。

 同メディアが「彼は手にもグローブにも球が無いことを打者に見せ、混乱させた」として紹介した、この動画。日本ではソフトバンクの千賀滉大投手の“お化けフォーク”が魔球と称されるが、この投球はまた異質。あまりの衝撃に、わずか1日で動画の再生回数は300万回近くまで伸び、摩訶不思議な投球に米ファンも驚いているようだった。(Full-Count編集部)

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