ローマが立ち上がる！「コロナ医療支援」チャリティユニフォームを発表

イタリア1部ローマは10日、新型コロナウイルスと戦う医療現場の支援目的でチャリティユニフォームをリリースした。

急速な感染拡大で医師、病床、機器などが不足し医療崩壊が叫ばれるイタリア。そんな苦境に立たされる医療現場の支援に向けて、名門クラブが立ち上がった。

チャリティ用のユニフォームは通常のホームキットがベース。胸には通常「Qatar Airways」のスポンサーロゴを付けるが、今回は「ASSIEME（一緒に）」をプリントし、医療従事者と共に戦うというクラブの姿勢を表している。

右袖には特別なワッペンを装着する。このチャリティユニフォームはホームとサードの2種類を用意。価格はクラブ創設年（1927年）にかけて192.70ユーロとなっている。

ユニフォームの右袖には特別なデザインのワッペンを装着する。“ROMA CARES”とはクラブが2014年に設立した慈善団体。ユニフォームの売り上げはこの団体を通して、医療現場に提供するための機器・用品などの購入費用に充てられる。

チャリティユニフォームはホーム、サードを合わせて合計500着を用意し、クラブ公式オンラインストアのみで販売を開始。だが、すでにサードは完売となっている。