春の全国交通安全運動(6~15日)の一環で、諫早署は10日、諫早市貝津町の市立真津山小前で、可搬式速度違反取り締まり装置(オービス)による取り締まりを実施した。ドライバーに通学路の安全な走行を呼び掛ける狙い。
可搬式オービスは県警が今年導入した。最高速度違反をした車両の速度を自動測定し、車両ナンバーと運転者の顔を撮影する。生活道路などで取り締まりが可能となり、各署持ち回りで実施している。
同校周辺は狭い市道が多い上、近年、住宅開発が進み児童数は年々増加している。同署の宮園清交通課長は「子どもをはじめとする歩行者を見たらアクセルを緩め、思いやりのある運転を心掛けてほしい」と述べた。
同署管内の3月末現在の人身事故は137件、死者は2人。