「サ道」(TVドラマ版)- 早く汗をかいたおじさんたちと密な空間で密になりたい...。 いや、それは嫌だな。程よく密だといいな。 #とにかく癒されたいときのカルチャー

早く汗をかいたおじさんたちと密な空間で密になりたい...。 いや、それは嫌だな。程よく密だといいな。

タナカカツキさんの原作を2019年に深夜ドラマで実写化した「サ道」。

サウナ好きには有名なサウナが毎話出てきて、サウナ初心者にもサウナの魅力が伝わってくるドラマだ。

サウナの魅力は”サウナー”の皆様にお任せするとして(私はやっと水風呂の魅力に気付けたばかり)ここでは主人公ナカタアツロウを演じるネプチューンの原田泰造さんが熱波ガンガンで最高だということを。

まず、ハンサムだ。イケメンだ。はーらだたいぞうですっ。だ。

サウナを舞台にしたドラマなので裸が勿論出てくるがコント番組「笑う犬の冒険」のコント【ザ・センターマン】で見せた見事な身体は今も健在。歳を重ねて渋さも携えている。

つまりは整っているのです原田泰造さんはサウナで『ととのう』よりも前から。

そして、コメディアンとしての魅力もふんだんに散りばめられている。

初めて訪問したサウナに行った際の驚きに満ちた表情がすばらしい。

時には二度見もしてくれる。

一番笑ったのは初めて行くサウナで頭上にぶら下がったバケツから冷たい水が落ちてきた際のシーン。そこから驚いて離れるタイミングやリアクションやら何もかもが絶妙なのです。

訪問したサウナのオーナーさんや店長さんと絡むシーンの時のいいお兄さん感も好きだし

ナレーションの優しいお声も好きだ。

曲がったことが大嫌いな原田泰造さんはサウナが本当に好きだという。

そのことがこちらに伝わるから私もサウナに行きたくなる…。

早く汗をかいたおじさんたちと密な空間で密になりたい…。

いや、それは嫌だな。程よく密だといいな。

(TEXT:瀬戸口俊介)

「とにかく癒されたいときのカルチャー」レビュー募集

Rooftopでは「とにかく癒されたいときのカルチャー」として、疲れたときにおすすめのマンガ・本・音楽・映画などのレビューを募集しています。作品名・400文字〜800文字程度のレビューテキスト・掲載をしてもいいお名前を以下のアドレスまでお送りください。メールの件名は【とにかく癒されたいときのカルチャー】でお願いいたします。
いただいたレビューは必ずしも全て掲載させていただくわけではないことをご了承くださいませ。掲載させていただく場合、こちらからそのむねご返信いたします。
メールはこちらまで▶︎rooftop.cc@gmail.com

© 有限会社ルーフトップ