【香港】飲食店の営業規制違反、警告1万7千件に[サービス]

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香港政府食品環境衛生署の劉利群(ビビアン・ラウ)署長は12日、新型コロナウイルスの感染抑止策として3月末から実施している飲食店の営業規制について、同署や警察が違反を警告した件数は1万7,000件に上ると明らかにした。13日付明報などが伝えた。

政府が飲食店に実施しているのは、座席数を通常の半数以下とすることや、座席と座席の間隔を1.5メートル以上離す制限措置。劉氏は12日、ラジオ番組に出演し、同署はこれまでの約2週間で約3万2,000店を巡回し、このうち1万7,000件の警告を発したと説明した。半数以上が警告を受けたことになる。

劉氏は「警告の段階は過ぎた」として、今後は制限措置6項目のうち1つでも違反した場合は直ちに起訴すると表明した。

政府は先週発表した追加経済対策で、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける飲食業界に対し、店舗面積に応じて25万~222万HKドル(約350万~3,100万円)の補助金を支給する措置を盛り込んだ。6カ月間従業員を解雇しないことが条件。座席数を制限するなどの営業規制を順守していることも前提となり、起訴された飲食店については、「助成対象外とする可能性も排除しない」(劉氏)としている。