フランスサッカー、6月に再開希望も…ウルトラス大反対の理由とは

新型コロナウイルスの流行により、各国のリーグ戦は中断されている。そうしたなか、フランスでは再開に向けた動きが出てきた。

リーグアンでは今季もPSGが大暴れ。ネイマールとキリアン・エムバペのこのコンビプレーは絶品だった(以下動画1分18秒~)。

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エムバペのスピードもすごいが、ネイマールのパス精度もすごい…。

『AS』によれば、LFP(フランスリーグ機構)がリーグアンを6月17日に再開させたい構えを明らかにしたとのこと。

およそ1か月後の7月25日に今シーズンを終えるというものだが、無観客にするかはまだ決まっていない。PSG対サンテティエンヌのクプ・ドゥ・フランス決勝は6月27日、PSG対リヨンのクプ・ドゥ・ラ・リーグ決勝は7月11日に組まれた。

ただ、この再開予定スケジュールにサポーターは反発している。

『Canal Supporters』によれば、45ものウルトラスグループが連名で反対を訴える声明を出したという。

「年度会計、移籍市場、放映権契約の見通しが立たないことでフットボールは死にかけている。フットボールを時期尚早に再開させることは考えられない。健康と社会的条件が満たされた場合に再開されることになるだろう」との内容だそう。

LFP側は財政的にクラブを救うために無観客も含めた試合開催を検討しているものの、ウルトラスたちは時期尚早の再開にノーを突きつけたようだ。

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