フェラーリF1のルクレール、ロナウドらとともにイタリア赤十字の寄付金集めを支援

 フェラーリF1チームのシャルル・ルクレールは、イタリア赤十字の寄付金集めのキャンペーンと、同機関のコロナウイルス危機に対する救援活動の支援に力を入れている。

 イタリアでは先月から感染者が急激に増加、4月13日の時点で感染者数は15万人以上、死亡者は約2万人におよび、その大半は北部のロンバルディア州に集中している。

 当該の地域では1カ月前から厳重なロックダウンが始まり、人々の生活や経済に深刻な混乱をもたらしている。そのためフェラーリも3月半ばにはマラネロでの活動を中断した。

 ルクレールはユベントスのサッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウドや、ACミランのパオロ・マルディーニ、またその他多くの有名人たちとともに、イタリア赤十字の救援活動に向けた募金を促す活動に参加している。

「このような非常時には、ほんの小さな支援さえも大きな結果につながり得る」とルクレールはソーシャルメディア上でメッセージを発信した。

「一緒に参加して、勇気を持ってこの危機と戦い続けよう。決して諦めない人々を支援するのを手伝ってほしい」

 13日時点で、約13万ユーロ(約1500万円)以上がイタリア赤十字によって集められており、これは最も支援を必要とする家庭に食糧チケットを配るといった、具体的な支援提供のために使われる。

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