カウンタックを越えろ!期待を背負った「悪魔」ランボルギーニ ディアブロ【MOTA写真館】

ランボルギーニ ディアブロ

最低でも最高速度320km/hが条件だったディアブロ

ランボルギーニ ディアブロ

1990年に登場したランボルギーニ ディアブロの全高はわずか1,100mm!一筆書で描ける空気抵抗を意識したルーフラインに、リトラクタブルヘッドライトというスーパーカーのお手本のような出で立ちで、インテリアは上質感と包み込まれるような造形のシートを備えている。

開発にあたり、最高速度は320km/hを越えることと、さらには異端であれというランボルギーニらしさを重視。V12気筒エンジンをミッドシップに搭載し、後輪を駆動させるデビュー当初のディアブロは、最高速度325km/h、0-100km/h加速は4.1秒とスーパーカーの名にふさわしく、カウンタックの後継に恥じない仕上がりとなった。

後期型のヘッドライトはZ32!

ランボルギーニ ディアブロ

シザードアやリトラクタブルヘッドライトは、カウンタックを思わせるアイコンを受け継いだディアブロだが、1999年のフェイスリフトで固定式のヘッドライトへ変更された。

固定式となったヘッドライトには、日産 フェアレディZ(Z32)のヘッドライトを採用。親会社が続々と変わる中、販売され続けたディアブロは、最終的に四輪駆動モデルが主力となり、エンジンは6000ccにまで拡大され2001年まで生産された。

ランボルギーニ ディアブロのスペック

ランボルギーニ ディアブロ

■サイズ:全長×全幅×全高=4,460mm×2,040mm×1,100mm

■エンジン:V12気筒DOHC

■最高出力:492馬力

■最大トルク:59.1kgm

■トランスミッション:5速MT

■駆動方式:後輪駆動/四輪駆動

※上記のスペックは1990年式

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