新型コロナ感染のデマ蔓延で住民に混乱 市や町が情報提供を求める

新型コロナウイルスの感染が広がる中、三重県市長会と三重県町村会の幹部らが13日に三重県庁を訪れ、県に対して市や町へのより積極的な情報提供などを求めました。

三重県市長会会長の櫻井亀山市長や三重県町村会会長の谷口大紀町長らが、県庁を訪れました。

参加した市長や町長からは、デマがまん延し住民が混乱することを懸念する声が相次ぎ、その解消や各市町の対応にも影響があることなどから、より積極的な情報提供を県に要望しました。

また、医療提供体制についても要望を行い、PCR検査に関する情報提供や、患者の受け入れ施設に関する検討状況の共有などを求めました。

対応した副知事らは、現在の病床の確保状況や情報提供に関する考え方などを説明した上で、要望内容について早急に検討するとしています。

櫻井市長は「県と市町が的確な情報を共有し、県民のみなさんに確かな情報が的確かつスピーディーに伝わるような仕組みが必要と思っている。それが機能すれば、県民の不安は多少は解消できるのではないかと感じている」と話しています。

© 三重テレビ放送