ソロ活動で唯一無二の存在になった山P

人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也と俳優で歌手の山下智久によるスペシャルユニット「亀と山P」の今月29日発売予定のアルバム「SI」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で発売延期となったことが13日、公式サイトで発表された。

公式サイトによると、緊急事態宣言が今月7日に発令されたことによる影響を踏まえ、外出自粛の要請を受けるファンの安全を最優先に配慮し延期が決定。5月と6月には同ユニットとしての公演が予定されているが、この状況だと開催は微妙だ。

そんな中、11日に日本テレビ系で2人が共演した05年の日本テレビ系ドラマの総集編「野ブタ。をプロデュース 特別編」が同局で放送され、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が11.0%を記録した。

同ドラマは亀梨演じる桐谷修二と、山下演じる草野彰が、転校生の“野ブタ”こと小谷信子(堀北真希)をクラスの人気者へとプロデュースする物語。亀梨と山下が役名の「修二と彰」でリリースした主題歌の「青春アミーゴ」は160万枚を超える大ヒットを記録した。

山下は1996年、テレビドラマ「木曜の怪談」に出演する現在ジャニーズ副社長の滝沢秀明を見て憧れ、11歳の時に母親に頼んでジャニーズ事務所に履歴書を送付しその後、ジャニーズ入り。

ジャニーズJr.の初代リーダー・滝沢に“後継者”として目をかけられ、2代目のリーダーにも就任するなどJr.時代から将来を嘱望され、03年にNEWSのメンバーとしてCDデビューを果たした。

そして、亀梨とのユニットが大当たりし、自身が主演を務めたテレビドラマ「クロサギ」の主題歌が収録されたシングル「抱いてセニョリータ」で2006年5月31日にソロCDデビュー。

多忙にもかかわらず明大を卒業し、11年にNEWSを脱退しソロ活動に専念。18年に公開の主演映画「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」は興行収入93億円のヒット作となった。

「ソロとしてジャニーズ内で唯一無二の存在に成長。昨年、ハリウッドスター、ウィル・スミスの事務所と契約を結び、今後、海外進出の野望を掲げている」(芸能記者)

目指せ、世界の山P!

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