切り取られた言葉だけが一人歩きして自分の目利きもおかしくなるが、本物の言葉は心に刺さる
今月で100号に到達した【KAMINOGE】にとても癒されている。
楽しいときも悲しいときも僕のそばには【KAMINOGE】があったと思う。
表紙だけを見たらプロレスや格闘技だけを扱ってるように思うかもしれないが、記念すべき1号の表紙はザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさんなのだ。
更に矢沢永吉さんや綾小路翔さん、麻生久美子さんなど、最近ではどこよりも早く豆柴の大群のインタビューも掲載されておりジャンルの枠を越えた多くの著名人がインタビューに応えてるのだ。
なのでプロレスや格闘技を知らなくても自然な流れでみなさんもページを巡ることができる。それによって新たな自分が発見できるかもしれない。
なにより聞き手の皆さんの人柄なのか、本当に楽しそうに気持ち良さそうにお話ししてるのがこちらにまで伝わってくる素敵だ。
言葉がリアルなのだ。
その時に発せられた言葉にウソが見えない。
メディアやSNSの切り取られた言葉だけが一人歩きして自分の目利きもおかしくなるがそんな時に本物の言葉は心に刺さるのだと思います。
(TEXT:青木泰寛)
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