諫早市の新しい観光パンフレット「諫早旅時間」が刊行された。2022年度の九州新幹線長崎ルートの暫定開業を控え、観光客それぞれの「旅」を自在に楽しめるよう、季節ごとの見どころや名所、諫早駅を起点にした地図で構成。外国人向けの英語版「ISAHAYA Guide Book」も初めて作製した。
市商工観光課と諫早観光物産コンベンション協会が、エリアごとの魅力を紹介していた既存のパンフレットをリニューアルした。
「諫早旅時間」は花の名所や恒例イベント、伝統芸能を季節ごとに紹介。諫早公園のツツジや轟峡の清流、小長井町のカキ焼き小屋などの写真、地図とともに市内を“旅する”内容。ウナギ料理などの食と地域独特の土産品も網羅した。
英語版は「諫早旅時間」の内容をコンパクトにした。名所の写真そばに掲載した2次元コードをカメラ付き携帯電話で撮影すると、諫早駅との距離が分かる地図が表示される。諫早の和の文化を楽しめるおもてなし事業（いさはや国際交流センター主催）の案内も盛り込んでいる。
「諫早旅時間」はA4判、18ページ。1万5千部。英語版はA5判、10ページ。5千部。同課や諫早駅観光案内コーナーなどで無料配布している。
