中村梅雀と平岡祐太が年の差バディを結成!

テレビ東京系では4月24日に2時間ミステリーの新作「今野敏サスペンス 機捜235」(午後7:57)を放送する。原作は警察小説の旗手・今野敏氏の「機捜235」(光文社刊)。警視庁第二機動捜査隊、通称・機捜の若手隊員・高丸卓也の相棒として現れた定年間際の男・縞長省一。だが、縞長は思いがけない実力を秘めた刑事だった。そんな2人を中心とした“機捜”の活躍を描く。

定年間際に警視庁第二機動捜査隊に配属される捜査官・縞長を演じるのは中村梅雀、年の離れた縞長と図らずもタッグを組むことになる高丸に扮(ふん)するのは平岡祐太。さらに、釈由美子、金井勇太、東根作寿英、山本未來、神保悟志、榎木孝明ら実力派俳優陣が集結する。

機動捜査隊、通称・機捜。警視庁刑事部直轄の執行部隊である機捜235は、覆面パトカーで街を密行し、通報があれば真っ先に駆けつける。警視庁第二機動捜査隊の高丸はけがをした相棒の代わりに、定年間際の縞長とバディを組むことに。ガッカリする高丸だったが、2人で街を巡回していると男女がもみ合っているという通報が入る。現場に急行すると春日徹(吉岡睦雄)が、富岡理香(階戸瑠李)の腕をつかみ口論していた。そこに、理香の担当弁護士・榎本睦美(釈)が現れる。理香は元上司である春日を、セクハラで訴えていたのだ。

春日を制服警官に引き渡すと、今度は渋谷の高架下で男の遺体が見つかったとの通報が。現場に向かった高丸は、近くの飲食店の店主・鈴木剛(金井)に聞き込みを行う。一方の縞長は遺体の顔を見て、常習窃盗で指名手配されている志田信夫(芦川誠)であると見抜く。縞長は元見当たり捜査班で、指名手配犯の顔を記憶して逮捕する部署にいたのだ。志田の自宅の家宅捜索で、縞長は志田が睦美の法律事務所に盗みに入ったという痕跡を発見。だが、睦美に事情を聞いても、何も盗まれたものはないという。

そんな睦美を複雑な思いで見つめる縞長。実は20年前、蒲田中央署の同僚だった縞長と管理官・天童隆一(榎木)は強盗放火殺人事件を担当。その被害者・榎本雄一郎は睦美の義理の父だった。被疑者はすぐに浮かんだが、逃走中に死亡。被疑者死亡のまま送検した苦い過去があり──。

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