【新型コロナ】「最もいけない行動」 高井議員の歌舞伎町遊興問題で立民・阿部氏

阿部知子氏

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令後に高井崇志衆院議員が東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ」と呼ばれる飲食店で遊興していた問題を巡り、立民県連の阿部知子代表(衆院12区)は15日、「多くの国民に自粛を要請し、経済の落ち込みも甚大になる中、最もやってはいけない行動だ」と批判した。

 阿部氏は新型ウイルスの感染拡大に関し、「政治が国民の気持ちに寄り添わなければ、乗り越えられない」と指摘。「私たちは国民に寄り添わない政府を批判しているにもかかわらず、所属議員が自覚のない行動をした」と述べた。

 また、これまでも党所属男性議員による性暴力問題が取り沙汰されてきたとし、党執行部への女性の積極起用を求めた。党執行部にもこの考えを伝えたという。

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