【横浜DeNA】東京ドームなどでの主催試合 ハマスタに変更 五輪延期受け

横浜スタジアム

 東京五輪の延期を受け、横浜DeNAは15日、主催試合の実施球場を変更すると発表した。夏場に東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム、ハードオフ新潟で予定していた全11試合を本拠地の横浜スタジアムで行う。

 対象となるのは、6月26~28日(阪神)、同30~7月2日(中日)、同17~18日(巨人)、8月14~16日(ヤクルト)の各試合。五輪延期で野球・ソフトボールの主会場となっていた横浜スタジアムが使用できるようになった。

 球団は今季開幕に向けて新型コロナウイルス感染症専門家チームの提言に沿った対策を検討しており、「提言に基づき、地方球場で万全の体制を取ることは困難」と判断。専門家からは選手の移動による感染リスクも指摘されていた。

 6月27~28日、同30~7月2日の5試合は午後6時開催に変更となった。

 チームは昨季、ハマスタで勝率6割1分4厘の好成績を残している。ラミレス監督もその点を挙げつつ「(もしホーム開催になったら)選手、ファンにとってもいいこと」と期待を寄せていた。

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