日産“7th”スカイライン(R31)はハイソカー? それともスポーツカー!?【MOTA写真館】

日産 スカイライン(7代目)

豪華装備が自慢のハイソカー「7thスカイライン」

日産 スカイライン(7代目)

日産 R31 スカイラインは、直列6気筒2000cc DOHCのRB20DETエンジンを搭載し、一部グレードには四輪操舵システムであるHiCASを装備。

ハイソカーブームの影響もあり、5連装カセットチャージャー、カードエントリーシステムなど豪華な装備が与えられているのも特徴だ。

NISMOやオーテックといったメーカチューンドが登場

日産 スカイライン(7代目)
日産 スカイライン(7代目)

1987年には2つの大きなトピックがある。ひとつは、イタルボランテステアリングホイールやバケットシートなどを装備する、1000台限定の「2ドアスポーツクーペGTSツインカム24VターボNISMO」が販売されたこと。もうひとつが、マイナーチェンジとともに800台限定でリリースされた「2ドアスポーツクーペ GTS-R」が登場たことだ。

また、翌1988年には、オーテックジャパンがエンジンや足まわりにチューニングを施した200台の限定車「GTSオーテックバージョン」が登場し、抽選販売になるほど非常に高い人気となった。

GT-Rの復活ならず…伝説はR32までお預け

遠藤イヅル氏の愛車、R31型「日産 スカイライン セダン 1800G」(7代目・通称“7thスカイライン”/昭和60年式)/“群馬の聖地”「ドライブイン七輿(ななこし)」[群馬県藤岡市]

R31 スカイラインを語る上で忘れてはならないのが、1990年の生産終了までスポーツモデルの象徴「GT-R」を名乗るグレードが登場しなかったこと。その理由は諸説あるが、「GT-Rを名乗るにふさわしくない」という理由や「ハイソカーブームに乗ったコンセプトがらしくない」といったことが理由だったといわれている。

日産 スカイライン(7代目)

■サイズ:全長×全幅×全高=4,650mm×1,690mm×1,385mm

■エンジンラインナップ

・直列6気筒 DOHC 2000cc ターボ RB20DET

・直列6気筒 DOHC 2000cc RB20DE

・直列6気筒 SOHC 2000cc ターボ RB20ET

・直列6気筒 SOHC 2000cc RB20E

・直列6気筒 SOHC ディーゼル RD28

・直列4気筒 SOHC 1800cc CA18S

■トランスミッション:5速MT/4速AT

■駆動方式:FR

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