【新型コロナ】「子供のためにできることをしたい」 市民有志がマスク1万枚を寄贈

 南足柄市は15日、市民有志から市内の小中学校や幼稚園などにマスク1万700枚が贈られたと発表した。寄贈者は匿名を希望しており、市に「子どもたちのためにできることをしたい」と申し出たという。

 市は贈られたマスクについて、市立小中学校9校の児童生徒計3103人にそぞれぞれ3枚ずつ配るほか、幼稚園や放課後児童クラブ、教職員らに配布する。市教育総務課は「感染拡大の不安が増す中、市民の温かい心遣いが本当にうれしい。児童生徒の健康管理に役立てたい」としている。

 一方、小田原市には同市出身の斎藤由則さん(都内在住)がマスク千枚を寄贈した。知人の貿易会社を通じて購入したといい、今後市内の保育園などに配布される予定という。

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