長崎県に迅速検査機器 島内配備の要請を 対馬市議会厚生常任委

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、対馬市議会厚生常任委員会は15日開き、感染を調べる検査が地元でできるよう迅速検査機器の島内配備を県に要請することを市に求める声が出た。
 対馬病院によると、迅速検査機器を使えば1日最大数十人分の検査体制を整えることができる。院内に4床ある感染症病床は、同じフロアの別の病室も使い十数床に拡充できるという。
 また市は島内で多数の感染者が出た場合の対応として、同病院が駐車場に専用の診療ブースを設ける方針であることを説明した。

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