ここは日本製鉄・名古屋製鉄所です。
①鉄鉱石を高炉で溶かしドロドロにします。
②これを「銑鉄(せんてつ)」といいます。
③魚雷のような形の特殊車両(トーピードカー)で別の建屋に運びます。
④銑鉄を「炉」に移し替えます。もの凄い迫力!
【問題】ここで問題!なぜ「銑鉄」を移し替えるのでしょうか?
【ヒント】“あるモノ”を取り除くためです。
【答え】酸素を吹き込み「不純物」を取り除くため
【ちょっと解説】
これは転炉(てんろ)と呼ばれる工程で、銑鉄はここから鋼(はがね)へと名前を変えます。
ドロドロの鋼はこの後、四角い塊「スラブ」になり、平べったい車で別の建屋へと運ばれます。
ローラーでスラブを薄く伸ばすと、自動車工場などで使われる「鋼板」になるのです。
【工場fan編集局】